リアルタイムOS 教育&実習パッケージのイメージ画像

PDFカタログPDFファイル プレス発表


  • IoT-Engineを採用し、IoT関連の講習用スライドや例題プログラムなどの教材を追加、IoTの応用システムや関連機器の開発にも対応した「IoT-Engine 教育&実習パッケージ」を2017年3月1日より発売いたします。NEW
  • 社外セミナーや社内研修などの用途にご利用いただける実行用ボードのレンタルサービスもございます。

「リアルタイムOS 教育&実習パッケージ」は、組込み向けリアルタイムOSの教育と実習に必要な教材、ボード、OS、開発環境をワンパッケージ化した商品です。本格的なリアルタイムOSを搭載した実行用のボードや開発ツールのほか、豊富な講習用スライドや例題プログラムが付属しており、教育現場ですぐに使える完成度の高い教材パッケージとなっています。

「リアルタイムOS 教育&実習パッケージ」の特長

教育と実習に必要なすべてをワンパッケージ化
座学から例題による実習、組込みシステムの開発に至るまでに必要なすべての教材や資料、ハードウェア、ソフトウェアが含まれています。本商品と開発用のWindows PCをご用意いただくだけで、本格的なリアルタイムOSを使った組込み教育とプログラミング実習が可能です。
すぐに使える教育機関向けの教材をご提供
当社の25年にわたるTRON関連の技術開発と書籍の出版、定期的に開催しているT-Kernelセミナーなどのノウハウをすべて凝縮した、完成度の高い座学向けの教材と例題が付属します。これらの教材は、工学系の専門学校や大学などの教育機関におけるリアルタイムOSの講義やセミナー用にそのままご利用いただけるほか、各学校のカリキュラムに合わせて教材を編集し、カスタマイズしていただくことも可能です。もちろん、個人でリアルタイムOSを学ぶ方の自習用テキストとしてもご利用いただけます。
豊富な例題プログラムと統合開発環境Eclipse
タスクのスケジューリングやセマフォによる排他制御などの動きを細かく確認する基本的な例題から、「LEDと割込みによるルーレット」や「ネットワーク経由でのデバイス制御」などの総合的な応用問題まで、豊富な例題プログラムが付属します。また、これらの例題プログラムは、統合開発環境Eclipseを使ってコンパイル、実機への転送、デバッグを行うことができ、組込み開発の初心者でも使い方の習得が容易です。
リアルタイムOSの動作をビジュアルに表示するタスクトレーサ
付属のタスクトレーサにより、例題プログラム実行時のタスク遷移、システムコール発行などの履歴をビジュアルに表示します。割込みハンドラの動きや遅延ディスパッチ、タスクの優先度に応じたプリエンプティブなスケジューリングなど、リアルタイムOSの機能として本質的な部分の動作を、画面を見ながら理解できます。
実行用ボードのレンタルサービス
例題プログラムの実行用ボードとしては、microSDカードやファイル管理機能、HLS(ハイスピード・リンク・システム)が使える「T2&μT2リファレンスキット」をご用意しており、お客様の用途やご予算に適した台数をお選びいただけます。さらに初期費用を抑えられる実行用ボードのレンタルサービスもご提供しています。また、システムコール(サービスコール)の説明や例題プログラムについては、T-Kernel版のほかにITRON版もご用意しております
ITRONやT-Kernel以外のリアルタイムOSの教育にも有効
組込み機器に使用されているリアルタイムOSには、「ITRON」「T-Kernel」をはじめ、商用のOSも含めていろいろな種類がありますが、その基本的な概念や機能はいずれもほぼ共通です。本商品の教材や例題では、OSへの依存性の高い部分についてT-KernelまたはμITRON 4.0を想定しておりますが、オープンスタンダードのリアルタイムOSであるT-KernelやITRONをベースとして学んだ知識は、他のリアルタイムOSを使う際にも十分に役立ちます。本商品の教材の説明や例題をお客様ご自身で修正していただくことにより、他のリアルタイムOSに対応させるといった使い方も可能です。
さらに本格的な組込みシステムの開発にも発展
付属の実行用ボード「T2&μT2リファレンスキット」は、プログラムで設定可能な多数のデジタル入出力信号線(GPIO)やLANなどを備えた、リアルタイムOS搭載の高機能なボードであり、組込み向けの実績も豊富です。そのため、このボードをそのまま開発評価用ボードや組込みボードとして利用し、本格的な組込みシステムを開発することができます。

製品仕様

「リアルタイムOS教育&実習パッケージ」の内容

実行用ボード 「T2&μT2リファレンスキット(LCD無し)」
付属ソフトウェア PMC T-Monitor、PMC T-Kernel(リアルタイムOS)、PMC T-Kernel Extension(*1)、TCP/IP、デバイスドライバ、T-Kernel関連ライブラリ、I-right/TK(ITRONラッパー)、ユーティリティ
開発用ツール 統合開発環境Eclipse、Cygwin、GNU開発環境、タスクトレーサ
教材(*2) 標準カリキュラムに沿った講義用スライド集、例題プログラム集
*1
「μTeaboard 2.0」または「Teaboard2/ARM920-MX1」、「Teatouch」を購入済みで、これらを実行用ボードとして利用したいお客様向けに教材のみをご提供しています。詳細につきましては、当社営業部までお問い合わせください。

付属教材の標準カリキュラム

Part-1.
理論編
1. 組み込みシステムの基礎
  • 多様なハードウェア、CPU、入出力
  • 厳しいリソース
  • リアルタイム、マルチタスク制御
  • クロス開発
Part-2.
実習編
1. Eclipse開発環境
  • 開発環境の構成
  • 開発環境の構築
  • Eclipseによるコンパイルと実行
  • Eclipseを使ったデバッグ
  • コンソール機能の利用
2. リアルタイムOSの基本概念
  • リアルタイムOS利用のメリット
  • 割込みハンドラとタスク
  • タスク分割
  • タスクの状態遷移
  • タスク優先度
2. 例題プログラム(ハードウェア操作編)
  • LEDのON/OFF
  • スイッチの状態取得
  • GPIO、AD/DA
3. リアルタイムOSの機能
  • タスク管理機能、タスク付属同期機能
  • 同期・通信機能、拡張同期・通信機能
  • メモリプール管理機能
  • 時間管理機能
  • 割込み管理機能
3. 例題プログラム(リアルタイムOS編)
  • リアルタイムOSの各機能を確認する例題
  • タスクトレーサによる動作確認
4. 総合例題
  • 哲学者の食事問題
  • チャタリング除去
  • ルーレット
実行用ボードによって、一部の例題の内容が異なります。

講義用スライドサンプル

            
[理論編より(4枚)]

理論編スライド1

理論編スライド3

            
[実習編より(4枚)]

実習編スライド1

実習編スライド3

            
 

理論編スライド2

理論編スライド4

            
 

実習編スライド2

実習編スライド4



採用事例

大分大学工学部組み込みシステム開発セミナー


2013年2月28日と3月1日の2日間、大分大学工学部にて学生や教職員を対象にした組込みシステム開発セミナーが開催されました。これは、同大学の知能情報システム工学科・専攻による実践的なIT技術者養成プロジェクト「知的システム開発工房」の一環として行われたものです。パーソナルメディアは「リアルタイムOS 教育&実習パッケージ」をベースに、教材の制作と講師を担当しました。「μTeaboard/ARM7-AT91」拡張基板を追加してT-Kernelの応用システムを開発するという、本格的な実習を含めた密度の濃い内容でしたが、多くの熱心な受講者が参加しました。

本セミナーのレポートが「TRONWARE(トロンウェア)」VOL.141に収録されています。

価格

「リアルタイムOS 教育&実習パッケージ」
  • 10人教室向け「T2&μT2リファレンスキット(LCD無し)」パッケージ  
                                                                                 標準価格 715,000円 (税別)
  • 10人教室向けパッケージでは、講師用の1台を加えた11台のボードとソフトウェアが付属します。開発ツール、教材は11名様まで利用可能です。
  • 上記以外の人数や台数でお使いいただくことも可能です。お気軽にお問い合わせください。
レンタルサービス

社外セミナーや社内研修などの用途に、実行用ボードをレンタルいたします。

実行用ボード 1ヶ月目の費用(税別) 2ヶ月目~6ヶ月目の
費用(税別)
7ヶ月目~12ヶ月目の
費用(税別)
T2&μT2リファレンス
キット(LCD無し)
15,000円 3,750円/月 3,000円/月
  • たとえば「T2&μT2リファレンスキット(LCD無し)」1台を3ヶ月レンタルする料金は、15,000円+3,750円×2=22,500円(税別)です。
  • レンタルした実行用ボードと組み合わせて使用する教材を一人当たり5,000円(税別)でご提供します。講師1人、受講者5人で教材を使用する場合の費用は、6人分で30,000円(税別)です。なお教材は電子的または印刷物等の方法で配布しない場合は再利用可能です。

ご購入方法

パーソナルメディアまでお気軽にお問い合わせください。

パーソナルメディア株式会社 営業部
TEL.03-5749-4933 FAX.03-5749-4936
E-mail: te-sales@personal-media.co.jp
http://www.t-engine4u.com/