μT-Kernel 3.0教育&実習パッケージのタイトル

PDFカタログPDFファイル プレス発表



TRONWARE VOL.183

  • 2020年6月15日発売の「TRONWARE VOL.183」に、「μT-Kernel 3.0教育&実習パッケージ」の特長を説明した記事(p.38)が掲載されています。








TRONWARE VOL.186

  • 2020年12月15日発売の「TRONWARE VOL.186」に、「μT-Kernel 3.0教育&実習パッケージ」のの具体的な内容を知りたいという声に応えて誌上体験講習会の記事(p.46)が掲載されています。 NEW




【「µT-Kernel 3.0教育&実習パッケージ」でオンライン授業】NEW
  • 「µT-Kernel 3.0教育&実習パッケージ」は、教室での対面授業を想定した商品ですが、IoTや組込み技術のオンライン授業にも適用可能です。本製品の教材はすべて電子的に提供され、実行用ボードも講師用と受講者用の人数分が付属するため、受講者が1人1台ずつ実行用ボードを使って在宅でのプログラミング実習を行いながら、オンライン授業を実施することができます。
        

    TRONWARE VOL.184

        
    2020年8月17日発売の「TRONWARE VOL.184」に、「μT-Kernel 3.0 教育&実習パッケージ」を使ったオンライン授業の実践方法を解説した記事(p.28)が掲載されています。






「μT-Kernel 3.0教育&実習パッケージ」は、組込み教育で実績のある当社の「リアルタイムOS 教育&実習パッケージ」をベースに、実行用のリアルタイムOSとして「μT-Kernel 3.0」を採用し、IoTの応用システムやIoT関連機器の開発にも対応したものです。リアルタイムOSの基礎から実践的な組込みシステムまで、IoTエッジノードの開発に必要な知識を体系的に修得できます。実行用の開発評価ボードを含むSDK付きパッケージ「μT-Kernel 3.0リファレンスキット」のほか、豊富な講習用スライドや例題プログラムが付属しており、教育現場ですぐに使える完成度の高い教材パッケージとなっています。また日本語が分からない海外の学生やエンジニアにもIoTやリアルタイムOSの技術を学んでいただけるように、英語版をご提供します。

「μT-Kernel 3.0教育&実習パッケージ」の特長

教育と実習に必要なすべてをワンパッケージ化
座学から例題による実習、本格的なIoTエッジノードの開発に至るまでに必要なすべての教材や資料、ハードウェア、ソフトウェアが含まれています。本製品とWindows PCをご用意いただくだけで、本格的なリアルタイムOSを使ったプログラミング実習が可能です。
すぐに使える教育機関向けの教材をご提供
当社の30年以上にわたるTRON関連の技術開発と書籍の出版、T-Kernelセミナーなどのノウハウをすべて凝縮した、完成度の高い教材が付属します。これらの教材は、大学や職業能力開発校などの教育機関におけるリアルタイムOSの講義やセミナーにそのままご利用いただけるほか、各学校のカリキュラムに合わせて教材を編集し、カスタマイズしていただくことも可能です。
実践的で豊富な例題プログラム
タスクのスケジューリングやセマフォによる排他制御などを細かく確認する基本的な例題から、「LEDと割込みによるルーレット」「哲学者の食事問題」「TCPサーバ」などの総合的な応用問題まで、実践的で豊富な例題プログラムが付属します。また付属のタスクトレーサにより、例題プログラム実行時のタスク遷移、システムコール発行などの履歴をビジュアルに表示します。
世界標準「IEEE 2050-2018」に完全準拠
例題プログラムの説明や実行用のOSとして、IoTエッジノード向け世界標準OSの仕様「IEEE2050-2018」に完全準拠した、最新リアルタイムOS「μT-Kernel 3.0」を採用しています。

製品仕様

「μT-Kernel 3.0教育&実習パッケージ」の内容

実行用ボード 「μT-Kernel 3.0リファレンスキット」
付属ソフトウェア PMC µT-Kernel 3.0(リアルタイムOS)、TCP/IP、デバイスドライバ、μT-Kernel関連ライブラリ、ユーティリティ
開発用ツール GNU開発環境、タスクトレーサ
教材 標準カリキュラムに沿った講義用スライド集、例題プログラム集


付属教材の標準カリキュラム

Part-1.
理論編
1. 組み込みシステムの基礎
  • 「組込みシステム」とは
  • 組込みシステムの構成
  • 組込みシステムのソフトウェア開発
Part-2.
実習編
1. 開発環境
  • 開発環境の構成と構築
  • デバッグ・チューニング手法
2. リアルタイムOSの基本概念
  • リアルタイムOS利用のメリット
  • タスク分割
  • タスクの状態遷移
  • タスクのスケジューリング
  • ハンドラとタスク
2. 例題プログラム(ハードウェア操作編)
  • GPIO入出力
  • LED表示
  • GPIO入力割込み
  • I2C、照度センサー
3. リアルタイムOSの機能
  • 初期化処理
  • タスク
  • 割込み
  • 時刻、周期ハンドラ、アラームハンドラ
  • セマフォ、ミューテックス
  • イベントフラグ
  • メッセージバッファ、メールボックス
  • メモリプール
3. 例題プログラム(リアルタイムOS編)
  • タスク
  • 時刻、周期ハンドラ、アラームハンドラ
  • セマフォ、ミューテックス、イベントフラグ
  • メッセージバッファ、メールボックス、メモリプール
4. 総合例題
  • 計数器、ルーレット
  • 高度な排他制御 (哲学者の食事問題、優先度逆転)
  • ネットワーク通信


講義用スライドサンプル

            

理論編スライド1

理論編スライド3

            
            

理論編スライド2

理論編スライド4

            

シリーズ製品採用事例(リアルタイムOS 教育&実習パッケージ)

大分大学工学部組み込みシステム開発セミナー


2013年2月28日と3月1日の2日間、大分大学工学部にて学生や教職員を対象にした組込みシステム開発セミナーが開催されました。これは、同大学の知能情報システム工学科・専攻による実践的なIT技術者養成プロジェクト「知的システム開発工房」の一環として行われたものです。パーソナルメディアは「リアルタイムOS 教育&実習パッケージ」をベースに、教材の制作と講師を担当しました。「μTeaboard/ARM7-AT91」拡張基板を追加してT-Kernelの応用システムを開発するという、本格的な実習を含めた密度の濃い内容でしたが、多くの熱心な受講者が参加しました。

本セミナーのレポートが「TRONWARE(トロンウェア)」VOL.141に収録されています。

価格

「μT-Kernel 3.0教育&実習パッケージ」
  • 10人教室向けパッケージ  
                                                      標準価格(税別) 935,000円 (税込 1,028,500円)
  • 10人教室向けパッケージでは、講師用の1台を加えた11台のボードとソフトウェアが付属します。開発ツール、教材は11名様まで利用可能です。
  • 上記以外の人数や台数についてはお見積もりいたします。またお一人での自習や少人数グループでの勉強会などでもお使いいだだけます。お気軽にお問い合わせください。

英語版

日本語が分からない海外の学生やエンジニアにもIoTやリアルタイムOSの技術を学んでいただけるように、「µT-Kernel 3.0教育&実習パッケージ」の英語版をご提供します。英語版のカリキュラムは日本語版とまったく同じになっており、各スライドも一対一に対応しますので、英語と日本語が混在して同時進行するようなオンライン授業も可能です。英語版の内容にご興味のある方はお問い合わせください。

英語版スライド

英語版

オンライン授業

英語版を使ったオンライン授業


関連製品、応用サービス

IoTエッジノード実践キット/micro:bit
・ハードウェア付き 標準価格(税別) 13,000円 (税込 14,300円)
・ハードウェア無し 標準価格(税別) 10,000円 (税込 11,000円)
BBC(英国放送協会)の開発した超小型の教育用コンピュータmicro:bitを使って、リアルタイムOSの動作を学ぶことができる実習用教材セットです。IoTエッジノード向け世界標準仕様のOSである「μT-Kernel 3.0」とmicro:bitの上で、実習用の例題プログラムを実際に動かしながら、IoTエッジノードの開発に重要となるリアルタイムOSやハードウェア操作の基礎技術を学ぶことができます。
IoT-Engine 教育&実習パッケージ
価格はお問い合わせください。
IoT(Internet of Things)の基礎からIoT応用システムの開発に至るまでの実践的な知識を修得できる教材セットです。豊富な講習用スライドと例題プログラムに加えて、IoTエッジノードのプログラミング実習に使用するIoT-Engineと開発ツール類をワンパッケージ化しました。

ご購入方法

本製品の詳細やご購入方法など、パーソナルメディアまでお気軽にお問い合わせください。

パーソナルメディア株式会社 営業部
TEL.03-5749-4933 FAX.03-5749-4936
E-mail: te-sales@personal-media.co.jp
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