- 「はじめてみよう μTeaboard Version 1.02」
- 「μTeaboard 2.0」を使い始めるためのチュートリアルです。インストールから実習用プログラムの実行まで、短時間で開発の手順をひととおり体験できます。
- 「μTeaboard/ARM7-AT91取扱説明書 1.00」
- 「μTeaboard 2.0取扱説明書 1.00」
- 「μTeaboard 2.0」の取扱説明書です。PMC T-Kernelを使用する場合は「μTeaboard/ARM7-AT91取扱説明書」を、PMC μT-Kernel 2.0を使用する場合は「μTeaboard 2.0取扱説明書」をご覧ください。
- ボリュームディスカウント制度もございます。詳細は営業部までお問い合わせください。
- セミナーや社内研修などの用途にご利用いただけるレンタルサービスもございます。詳細は営業部までお問い合わせください。
- 旧製品「μTeaboard/ARM7-AT91」につきましてはこらのページをご高覧ください。
「μTeaboard 2.0」は、2013年12月24日に仕様書が公開されたμT-Kernel 2.0を搭載したSDK付き開発評価ボードで、TCP/IPなどのミドルウェアやデバイスドライバ、Eclipseベースの開発環境が付属しています。
μT-Kernel 2.0では、ROMやRAMを内蔵したシングルチップマイコンなどハードウェアリソースの少ない機器上での実行を可能とするために、不要なOSの機能を削除できます。どの機能を残し、どの機能を削除したかを示す定義ファイルを「サービスプロファイル」と呼び、開発対象となる組み込み機器やその上に搭載するμT-Kernel 2.0の実装に応じて、「サービスプロファイル」が決まります。
「μTeaboard 2.0」では、μT-Kernel 2.0を搭載した実際の組込み機器(実機)と同じ「サービスプロファイル」(*1)をユーザが指定することにより、実機に合わせた開発環境を再現しますので、まだ実機の無い段階から実機向けのプログラム開発を進めたり、動作を検証したりすることができます。
- (*1)
- 一部のサービスプロファイルには対応しておりません。
μTeaboard 2.0の特長
- 組込み機器向けの最新リアルタイムOS「T-Kernel 2.0」が動作する組込み制御用ボードコンピュータです。実機に合わせたμT-Kernel 2.0の「サービスプロファイル」の検証が可能です。
- ネットワーク通信用のTCP/IPなどのミドルウェアやデバイスドライバ、Eclipseベースの開発環境が付属します。
- LAN、GPIO、シリアルポートなど多彩な入出力デバイスを備えています(*2)。またμTeaboard用の拡張I/Oボードと組み合わせることで、光センサー、人感(赤外線)センサー、圧電ブザー(他励式)、8セグメントLED(1桁)などを拡張できます(*2)。
- 英語版のソフトウェアとドキュメントが付属しており、日本国内に限らず世界各国のお客様にご利用いただけます。
- 環境に配慮したRoHS指令に対応しています。
- (*2)
- 一部の入出力デバイスについては、デバイスドライバが付属しておりません。
μT-Kernel 2.0の「サービスプロファイル」と機種ごとの適応化
μTeaboard 2.0の外観
CPUボード表面
CPUボード裏面
拡張I/Oボード(*3)を取り付けた状態
- (*3)
- 拡張I/Oボードは別売りのオプション品です。
製品仕様
ハードウェア仕様
-
CPU アトメル社AT91M55800A(ARM7TDMI 33MHz) フラッシュメモリ 4Mバイト RAM 2Mバイト+CPU内蔵8Kバイト 入出力 I/F(*4) シリアル(Dsub9 ピン)×1、LAN、UART×3、SPI×4、タイマ×6、PWM×4、ADC×8、DAC×2、GPIO、JTAG I/F 汎用スイッチ ユーザDIPスイッチ×4, ユーザプッシュスイッチ×2, ユーザLED×4 電源 AC アダプタ(5V 300mA)(*5) 寸法 95mm × 75mm (突起物を除く) RoHS指令 対応 - (*4)
- シリアル、LAN、JTAG以外のI/Oはスルーホールですので、別途コネクタの取り付けや配線が必要です。また、同時に利用できるチャンネル数には制限があります。
- (*5)
- ACアダプタは別売りオプションです。
ソフトウェア仕様
-
ターゲット用 OSカーネル PMC μT-Kernel 2.0 デバイスドライバ 時計(RTC)、コンソール(シリアル)、LANドライバ ミドルウェアなど TCP/IP、ユーティリティなど 開発ホスト(Windows)用(*6)(*7) SDK Eclipse for PMC T-Kernel
・GNU C/C++コンパイラ(T-Kernel対応済み)
・GDB(ソースレベルデバッガ)
・ANSI Cライブラリ、T-Kernel関連ライブラリ、サンプルソースなど- (*6)
- Windows 10/8.1/8/7(32ビット版/64ビット版)などで動作を確認しています。なお、GUIを使わないGNU開発環境はLinux上でも動作します。Ubuntu 12.04 LTSで動作を確認しています。
- (*7)
- μTeaboard 2.0と開発用パソコンを接続するためには、シリアルケーブルを利用します。コネクタは DSUB 9ピンの標準的なもの( 9pinメス-9pinメス インタリンク用クロス結線)です。ご利用可能なケーブルがない場合は、製品本体とあわせてお求めください。
オプション品
- μTeaboard用ACアダプタ
- 標準価格 3,000円 (税別)
μTeaboardに電源を供給するACアダプタです。 - T-Kernel応用製品用シリアルケーブル
- 標準価格 1,000円 (税別)
μTeaboardと開発用パソコンを接続するケーブルです。コネクタは DSUB 9ピン(9pinメス-9pinメス インタリンク用クロス結線)です。ソフトウェアの開発時に必要です。 - μTeaboard用拡張I/Oボード
- 標準価格 33,000円 (税別)
μTeaboardと組み合わせることで、各種センサーやI/Oを拡張する拡張ボードです。光センサー、人感(赤外線)センサー、圧電ブザー(他励式)、8セグメントLED(1桁)を備えています。 - PARTNER-Jet
- 価格はお問い合わせください。
T-Engineに対応した高機能ICEです。T-Engineにおける各種ソフトウェア(T-Monitor, T-Kernel, デバイスドライバ, アプリケーション)のデバッグをサポートします。 - T-Kernel用タスクトレーサ
- 標準価格 20,000円 (税込)
組込みシステムのプログラムを動作させたままで、実行タスクの遷移やシステムコール発行のログを記録し、その様子をグラフィカルに表示する動作解析ツールです。 - I-right/TK
- 標準価格 20,000円 (税込)
ITRON用の豊富なプログラム資産と、T-Kernel用のデバイスドライバやミドルウェアとの連携動作を可能にする製品です。 - PMC機器制御サーバ/μTeaboard
- 標準価格 100,000円 (税込)
T-Kernel搭載ボードをAjaxで制御する機器制御サーバです。μTeaboard で動作する機器制御サーバ本体、GUI制御用端末となるパソコン上で動作するJavaScript用の機器制御ライブラリ、サンプルプログラム、開発用ドキュメントが付属しています。10台までの制御用ボード上で実行可能なバイナリライセンスを含みます。
関連製品、応用サービス
- リアルタイムOS 教育&実習パッケージ
- 組込み向けリアルタイムOSの教育と実習に必要な教材、ボード、OS、開発環境をワンパッケージ化した商品です。4人教室向けパッケージには講師用の1台を加えた5台のボードとソフトウェアが、10人教室向けパッケージには講師用の1台を加えた11台のボードとソフトウェアが付属します。
- Home
- 製品一覧
- 組込み向け/教育向けボード
- μTeaboard 2.0