Cortex-M3搭載低価格評価ボード - T-Kernelのパーソナルメディア

【レポート】

FM3 USBスティックボードにおけるμT-Kernelの利用方法(2014年12月17日)
μT-Kernel 2.0またはμT-Kernel 1.0を利用するための手順になります。FM3 USBスティックボードで、μT-Kernelを利用する際の参考にしてください。

【記事掲載】

「TRONWARE(トロンウェア)」VOL.143に、『「FM3 USBスティックボード」でμT-Kernelを実行する』(p.36)が掲載されています。(2013年10月4日)

「FM3 USBスティックボード」(SK-FM3-48PMC-USBSTICK(MB2051-206E-SPN))は、ARM社製Cortex-M3用のリアルタイムOS「μT-Kernel 2.0」、「μT-Kernel 1.0」が動く超低価格ボードです。

FM3 USBスティックボードの特長

ARM社製Cortex-M3を採用した、スパンション製32bit汎用RISCマイコン「FM3ファミリ」を搭載した超低価格な評価ボードです。(*1)
トロンフォーラムのウェブサイトにて公開されている、Cortex-M3用μT-Kernelがそのまま動作します。(*2)
USBデバイス、USBホスト、USB-JTAG用、LED×3、ユーザ設定ボタン、照度センサー、リセットボタン、32ピン外部I/O端子など、豊富な入出力デバイスを搭載しています。
Cortex-M3用μT-Kernelの評価やμT-Kernelを使った組込み機器の開発、リアルタイムOSの学習や教育など、幅広い用途でご利用いただけます。

(*1): 「FM3 ファミリ」は、白物家電をはじめ、AV 機器、産業機器、通信機器など、さまざま用途に採用されています。なお富士通セミコンダクター株式会社のマイコン・アナログ事業は2013年8月1日スパンショングループに譲渡されました。
(*2): Cortex-M3 用μT-Kernelのソフトウェアは付属しません。トロンフォーラムのウェブサイトにて提示しているソフトウェア利用条件にしたがって、お客様ご自身でダウンロードし、お客様ご自身の責任にてご利用ください。なおダウンロードしたμT-Kernelを、Windows上からFlash ROMに書き込むためのソフトウェアは製品に付属します。

「FM3 USBスティックボード」の表面

「FM3 USBスティックボード」の裏面

USBホストとファンクション

CPU	スパンション MB9AF312K（ARM Cortex-M3）40MHz
Flash ROM(*3)	128KB + 32KB
RAM	16KB
USBインターフェース(*4)	USB2.0 ホスト/ファンクション
JTAGデバッグ	JTAG対応チップ搭載 IAR Embedded Workbench対応
電源	5.0V(USB給電)
実装デバイス(*4)	USBコネクタ, 照度センサ, LED, 押しボタン

「FM3 USBスティックボード」ご購入後のご質問につきましては、本製品の製造メーカーであるスパンション社までお問い合わせください。

FM3ファミリ用USB評価ボードSK-FM3-48PMC-USBSTICKお問い合わせフォーム: http://www.spansion.com/jp/pages/fm3-sk-fm3-form.aspx

トロンフォーラムのウェブサイト: http://www.tron.org/
μT-Kernel 2.00.00 Software Package: http://www.tron.org/download/index.php?route=product/product&product_id=131
UCT μT-Kernel Software Package: http://www.tron.org/download/index.php?route=product/product&path=17_48&product_id=130

本製品に関してはパーソナルメディアまでお気軽にお問い合わせください。

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