- T-Kernel 2.0に加えてμT-Kernel 2.0の開発、検証が可能な後継製品「T2&μT2リファレンスキット」を発売中です。
- 【チュートリアル】
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- 「はじめてみよう T-Kernel 2.0 リファレンスキット Version 1.02.00」
(2013年11月21日)
- 「Getting Started with T-Kernel 2.0 Reference Kit Version 1.02.00」
(2013年11月21日)
- 「T-Kernel 2.0 リファレンスキット」を使い始めるためのチュートリアルです。インストールから実習用プログラムの実行まで、短時間で開発の手順をひととおり体験できます。
- 「はじめてみよう T-Kernel 2.0 リファレンスキット Version 1.02.00」
- 【レポート】
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- 「T-Kernel 2.0リファレンスキット応用事例: HLSによる機器制御」 (2013年4月11日)
- 「T-Kernel 2.0リファレンスキット応用事例: タッチパネルによるUSB小物の制御」 (2011年7月28日)
- ボリュームディスカウント制度もございます。詳細は営業部までお問い合わせください。
- セミナーや社内研修などの用途にご利用いただけるレンタルサービスもございます。詳細は営業部までお問い合わせください。
「T-Kernel 2.0リファレンスキット」は、2011年5月17日に公開されたT-Kernel 2.0ソースコードの動作対象ボードとしてT-Engineフォーラムが認定した、「T-Engineリファレンスボード」を含む開発評価キットです。ARM11コアのCPUを搭載したボードは、WVGAのタッチパネル付きLCDのほか豊富な入出力デバイスを備え、リアルタイムOS T-Kernel 2.0、組込み向けミドルウェアやデバイスドライバ、Eclipseなどの開発環境も付属しています。
このため、たとえばタッチパネルを使っていろいろな入出力デバイスを操作するようなプログラムを容易に開発することができ、工場での機器制御や情報表示端末、住宅やビルの設備機器、券売機や電子マネー決済の操作端末、GUIやハードウェア制御を含む組込みプログラミングの実習用教材など、幅広い用途でご利用いただけます。
T-Kernel 2.0リファレンスキットの特長
- 組込み機器向けの次世代リアルタイムOS「T-Kernel 2.0」を搭載した、高性能で高機能な組込み向けボードです。T-Kernel用の各種ミドルウェアやデバイスドライバ、開発環境、技術ドキュメントなども付属しており、組込み機器の開発に必要なハードウェアとソフトウェアをワンパッケージで提供しています。
- T-Engineフォーラムからオープンソースとして公開されている T-Kernel 2.0 がそのまま動作します。
- WVGA(800×480ドット)のタッチパネル付きLCDのほか、LAN、USB 2.0、UART(シリアル)、GPIO、microSD/SDHCカード、eMMC、サウンド、HLS(ハイスピード・リンク・システム)、チップLED、 PUSHスイッチ、照度センサー、温度センサー、カメラ(オプション)など、豊富な入出力デバイスを備えています(*1)。
- ファイル管理やプロセス管理を実現する「PMC T-Kernel Extension」、ネットワーク通信用のTCP/IP、GUI構築用ミドルウェア「PMC T-Shell」、ビジュアル言語「マイクロスクリプト」などが付属しており、GUIを含めた各種のアプリケーションを容易に開発できます。また、オプションで「Qt(キュート)」のGUIライブラリもご利用いただけます(*2)。
- 英語版のソフトウェアとドキュメントが付属しており、日本国内に限らず世界各国のお客様にご利用いただけます。
- 環境に配慮したRoHS指令に対応しています。
- (*1)
- サウンドなど一部の入出力デバイスについては、デバイスドライバが付属しておりません。
- (*2)
- 「Qt(キュート)」のご提供の詳細については、お問い合わせください。
T-Kernel 2.0リファレンスキットの外観
T-Kernel 2.0リファレンスキットのCPUボード表面
T-Kernel 2.0リファレンスキットのCPUボード裏面
T-Kernel 2.0リファレンスキットの応用例
- T-Kernel 2.0の評価や開発
- 工場での機器制御や情報表示端末
- 住宅やビルの設備機器の制御や操作端末
- 店舗や生産現場でのPOP端末
- 券売機や電子マネー決済の操作端末
- リアルタイムOS、ハードウェア制御、GUIなどの組込みプログラミングの実習用教材
製品仕様
製品内容
- 【ハードウェア】
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CPUボード + LCDボード + DSUB-9P変換ケーブル(*4) + 金属製フレーム + ACアダプタ - (*4)
- DSUB-9Pコネクタへの変換ケーブル(シリアル用)が1本のみ付属します。開発用ホストパソコンとシリアルで接続する場合は、別途シリアルケーブルをご用意ください。
- T-Kernelのプログラム開発を行うには、本製品および開発用のWindowsパソコン、microSD/SDHCカードのほかに、開発用ホストパソコンとシリアルで接続する場合はシリアルケーブルが、USBで接続する場合はUSBケーブルが必要となりますので別途ご用意ください。当社からも下記のケーブルをご提供しています。
- 【ソフトウェア】
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ターゲット用 T-Monitor PMC T-Monitor T-Kernel PMC T-Kernel 2.0 T-Kernel Extension PMC T-Kernel Extension (プロセス管理、ファイル管理など) デバイスドライバ microSD/SDHC、LAN、USB 2.0(ホスト用)、シリアル、RTC、 KB/PD、スクリーン(LCD)、タッチパネル、 USB-HIDクラス、USB-マスストレージクラスなど ミドルウェアなど PMC T-Shell (GUIミドルウェア)、マイクロスクリプト (ビジュアル言語)、CLIなどの開発ツール、ユーティリティなど 開発ホスト(Windows)用(*5) SDK Eclipse for PMC T-Kernel
・GNU C/C++コンパイラ(T-Kernel対応済み)
・GDB(ソースレベルデバッガ)
・ANSI Cライブラリ、T-Kernel関連ライブラリ、サンプルソースなど- (*5)
- 開発ホスト(Windows)の環境は、Windows XP SP3、Windows Vista(32ビット版のみ対応、64ビット版は不可)、Windows 7 (32ビット版/64ビット版)および Windows 8/8.1 (32ビット版/64ビット版)で動作を確認しています。なおEclipseは、32bit版 Java実行環境が必要です。
また、GUIを使わないGNU開発環境は Linux 上でも動作します。Ubuntu 12.04 LTS で動作を確認しています。
ハードウェア仕様
- 【CPUボード】
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CPU ルネサス エレクトロニクス EMMA Mobile1-D (ARM11コア, 500MHz) Flash ROM 32MB (NOR Flash) RAM 64MB (CPU内蔵) eMMC 4GB, 二次記憶として利用可能 JTAG-ICE I/F 京都マイクロコンピュータ PARTNER-Jet用 電源 DC +5V、ACアダプタから供給 寸法 CPUボード: 137mm×75mm (突起物を除く)
金属製フレーム: 161mm×87mm (突起物を除く)RoHS指令 対応 入出力I/F microSDスロット 1スロット LAN 10/100BASE-T、RJ-45コネクタ USB-OTG(*6) USB 2,0対応、mini-ABコネクタ USB-UART(*7) mini-Bコネクタ シリアル(*4)(*8)×2 RS-232またはCMOSレベルを切替 絶縁入出力(*8)×4ビット フォト・カプラにより絶縁したGPIO Sound(*8) マイク入力、スピーカ出力 HLS(*8)(*9) ハイスピード・リンク・システム その他 チップLED×4、プッシュSW×4、照度センサー、温度センサー、カメラモジュール(オプション) - (*6)
- マウス、キーボード、USBマスストレージなどのUSB機器の接続には、USB mini-Aコネクタを持ったUSBホストケーブルをご用意ください。当社からも下記のケーブルをご提供しています。 なお、付属のデバイスドライバではUSB-Hostの機能が利用可能で、USB-Functionとしての機能はサポートしておりません。
- (*7)
- デバッグ用コンソールとして、開発用PCのUSBに接続して利用可能です。USB mini-Bコネクタを持ったUSBケーブルをご用意ください。当社からも下記のケーブルをご提供しています。
- (*8)
- コネクタは、CPUボード上のボックス型基板コネクタを使用します。
- (*9)
- HLS(ハイスピード・リンク・システム)の利用方法につきましては、下記のレポートを参考にしてください。
- 「T-Kernel 2.0リファレンスキット応用事例: HLSによる機器制御」 (2013年4月11日)
- 【LCDボード】
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LCD 4インチ、TFTカラー、800×480ドット タッチパネル 抵抗膜式
開発用ホストパソコンの必要機能
開発用ホストとT-Kernel 2.0リファレンスキットとの接続には、シリアルまたはUSBが利用できます。
- シリアルで接続する場合
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- シリアルケーブルは付属しませんので別途ご用意ください。 コネクタは DSUB 9ピンの標準的なものです。
- 開発用ホストパソコンにシリアル端子が必要です。
- USBで接続する場合
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- USBケーブルは付属しませんので別途ご用意ください。 コネクタは USB mini-Bの標準的なものです。
- 開発用ホストパソコンにUSB端子が必要です。
- PC/AT互換機で動作する一部の Linux上でも動作します。Ubuntu 8.04 での動作を確認しています。
オプション品
- PARTNER-Jet (高機能JTAG-ICE)
- 価格はお問い合わせください。
T-Engineに対応した高機能ICEです。T-Engineにおける各種ソフトウェア(T-Monitor, T-Kernel, デバイスドライバ, アプリケーション)のデバッグをサポートします。 - 開発コンソール用USBケーブル(T-Kernel 2.0リファレンスキット用)
- 標準価格 2,100円 (本体価格 2,000円)
開発用パソコンをデバッグ用コンソールとして、T-Kernel 2.0リファレンスキットとUSBで接続するケーブルです。コネクタの形状は USB(mini-B)オス - USB(A)オス です。 - USB周辺機器変換ケーブル(T-Kernel 2.0リファレンスキット用)
- 標準価格 2,100円 (本体価格 2,000円)
T-Kernel 2.0リファレンスキットにマウス、キーボード、USBマスストレージなどのUSB機器を接続するケーブルです。コネクタの形状は USB(mini-A)オス - USB(A)メス です。 - T-Engine応用製品用シリアルケーブル
- 標準価格 1,050円 (本体価格 1,000円)
T-Kernel 2.0リファレンスキットと開発用パソコンを接続するケーブルです。コネクタは DSUB 9ピン(9pinメス-9pinメス インタリンク用クロス結線)です。 - T-Kernel用タスクトレーサ
- 標準価格 21,000円 (本体価格 20,000円)
組込みシステムのプログラムを動作させたままで、実行タスクの遷移やシステムコール発行のログを記録し、その様子をグラフィカルに表示する動作解析ツールです。 - T2EX用タスクトレーサ(T-Engineフォーラム版T-Kernel 2.0使用時)
- 標準価格 31,500円 (本体価格 30,000円)
「T-Kernel用タスクトレーサ」を機能拡張し、T-Kernel 2.0の最新ミドルウェア「T2EX」に対応した動作解析ツールです。T2EXを用いた組込みシステムのプログラムを動作させたままで、実行タスクの遷移やシステムコール発行のログを記録し、その様子をグラフでビジュアルに表示できます。 - I-right/TK
- 標準価格 21,000円 (本体価格 20,000円)
ITRON用の豊富なプログラム資産と、T-Kernel用のデバイスドライバやミドルウェアとの連携動作を可能にする製品です。 - PMC機器制御サーバ/T-Kernel 2.0リファレンスキット
- 標準価格 105,000円 (本体価格 100,000円)
T-Kernel搭載ボードをAjaxで制御する機器制御サーバです。HLS(ハイスピード・リンク・システム)やフォトカプラ(絶縁入出力)で接続した機器にも対応します。
「T-Kernel 2.0リファレンスキット」で動作する機器制御サーバ本体、GUI制御用端末となるパソコン上で動作するJavaScript用の機器制御ライブラリ、サンプルプログラム、開発用ドキュメントが付属しています。10台までの制御用ボード上で実行可能なバイナリライセンスを含みます。 - Qt(キュート) GUIライブラリ
- オープンソースでマルチプラットフォームのアプリケーションフレームワーク「Qt」は、直感的で分かりやすく、開発が容易で洗練されたGUI機能を中心に、マルチメディア、データベース、3Dを含むグラフィックとの連携機能など、高度な機能を提供します。「Qt GUIライブラリ」のご提供の詳細については、お問い合わせください。
関連製品、応用サービス
- T-Kernel for Android Open Accessory
- タッチパネルLCD付き 標準価格 89,250円(本体価格 85,000円)
タッチパネルLCD無し 標準価格 68,250円(本体価格 65,000円)
T-Kernel 2.0を用いてAndroid用周辺機器の開発を行うための開発評価キットです。製品付属のハードウェアおよびソフトウェアは、Android Open Accessoryに関連した部分を除き、「T-Kernel 2.0リファレンスキット」と共通のものです。 - Teacontroller(ティーコントローラ)
- タッチパネルLCD付き 標準価格 89,250円(本体価格 85,000円)
タッチパネルLCD無し 標準価格 68,250円(本体価格 65,000円)
産業機器のコントローラとして最適な、多様なインタフェースを持つリアルタイムコントローラです。小型のタッチパネル (「タッチパネルLCD付き」では標準装備)により、ユーザーインタフェース付きのシステムにも適します。製品付属のハードウェアおよびソフトウェアは、HLSに関連した部分を除き、「T-Kernel 2.0リファレンスキット」と共通のものです。 - リアルタイムOS 教育&実習パッケージ
- 10人教室向け「T-Kernel 2.0リファレンスキット」パッケージ
935,000円(税別)
組込み向けリアルタイムOSの教育と実習に必要な教材、ボード、OS、開発環境をワンパッケージ化した商品です。10人教室向けパッケージでは、講師用の1台を加えた11台のボードとソフトウェアが付属します。
お問い合わせ
本製品につきましては、パーソナルメディアまでお気軽にお問い合わせください。
パーソナルメディア株式会社 営業部〒141-0031
東京都品川区西五反田1-29-1 コイズミビル
TEL.03-5759-8305
FAX.03-5759-8306
E-mail: te-sales@personal-media.co.jp
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